例年にない驚異的な猛暑が続きますが、皆さん熱中症対策は充分でしょうか?
当院では、患者さんに熱中症対策として毎年以下のことを心がけて頂いております。
1.最も大切なことは、ご存じの通り水分補給です。
一日約2リットル又は、夏場はそれ以上の水分補給が望ましいとされています、(飲み物で1,5リットル、食べ物に含まれている水分で、500ml) 特に汗をよくかく時は、電解質の栄養をナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムや鉄、亜鉛などの微量なミネラル成分などが排出される為、スポ-ツドリンクの摂取も必要です。
一気飲みではなく、こまめに少しずつ摂取されることをお勧めします。
2. 尿の濃度チェックに気を付けてください。
色が濃くなったときは危険サインですので直ぐに充分な水分補給が必要です。
3.少し熱中症気味と思われたら直ぐに、後頭部周辺、頭頂部を冷やしてください。
頭部の温度が上昇すると脳による体温のコントロ-ルに支障をきたします。
4.特に、汗で失うカルシウム、マグネシウム、などが不足すると筋肉が 固くなり、疲れやすくなりますので充分補給してください。
でも、もし熱中症になってしまったら
<涼しい場所へ移動させる>
風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などの涼しい場所へ移動させましょう。
<身体を冷却する>
- 衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させます。
- 露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。
- 氷のうなどがあれば、それを首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう。
- 京都・はら鍼灸整骨院・カイロプラクティックオフィス